野外保育健康な身体>子ども同士のかかわり>地域の人とのかかわり>食べること

野外保育

館山市や南房総市周辺の里山や公園が遊び場所です。季節によって、場所によって、子どもが出会う草花や虫は違います。天気も毎日同じではありません。
雨降りの日はカッパを着て、寒い日は重ね着して遊びます。暑い夏の日は水遊びや海に出かけます。気象や遊び場所の環境など、広い意味での”自然の中”が保育の場所です。
毎日違う表情を見せる自然は、子どもたちにとってワクワクする遊び場です。既成のおもちゃはありません。遊び道具を自然の中から探し、見つけ、自分で考えて創造しながら遊びます。
季節を感じ自然の中で自由に遊ぶことで、五感が磨かれます。
自然の中には危険も潜んでいます。体験をとおして学ぶこともありますが、危険にさらすということではありません。大雨・強風・雷・霧・猛暑の時は、無理をしないで建物の中や屋根の下で過ごします。

健康な身体

変化のある自然の地形が遊び場です。そこで遊ぶには、いろいろな運動能力やバランス感覚が必要になります。野外での遊びは、いつの間にか足腰が鍛えられ、歩く・走る・登る・降りるといった動きから、基本的な運動能力が身につきます。

子ども同士のかかわり

子どもたちがいっしょに過ごすなかで、子ども同士のかかわりが生まれます。遊びをとおして、喜びや楽しみを共感したり、自分とは違う感情や意見を持つ相手がいたりすることを知ります。自分の思うとおりならない困難に出会ったとき、自分の力で心の葛藤を乗りこえることがとても大切です。子ども同士のかかわりあいは、人間関係を学び、社会性を育むうえでとても大切なことです。

地域の人とのかかわり

田んぼや畑で仕事している人や、道で出会う人と、あいさつを交わしたりお話したりします。地域の人との出会いを大切にすることで、その地域の方々に親しみを持ち、人とかかわることの喜びを感じます。地域のの行事などにも参加し、地域の人とのかかわりの中から社会性を育みます。

食べること

昼食は「おにぎり」持参です。おにぎりは優れた日本の食文化です。家族の手で握られた「おにぎり」を、自分の手で食べます。食べ物への感謝の気持ちを持ち、手についた米粒も残さず食べます。また、田植えや稲刈り、芋掘り、調理などを体験し、自然の恵みに感謝する気持ちを育みます。

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