9月8日にやってきた台風15号。南房総地域、大房岬に大きな爪痕を残してから約一か月と数日が経ちました。大房岬もかなりの被害を受けていました。この一か月、公園の職員の皆さんやボランティアの方たちのおかげで少しずつですが活動出来る範囲が出来てきました。そして今日、はっぴーも久しぶりの大房での活動になりました。大房岬全エリアの回復にはまだまだ時間はかかりますが、少しずつ復活しています。
「おかえりはっぴー」登園してくると目に飛び込んできた看板!!大房岬自然公園長のコメさんが手作りしてくださいました。子どもたち、保護者、スタッフみんなが喜んでいました。コメさん、ありがとうございました。
「大房、ただいま!!」
台風が去ってからの大房で活動するには気をつけなければいけないことがたくさんあります。子どもたちと一緒に話し合います。写真を見ながら一つ一つ確認していきました。
・トラロープから先は絶対に行かない。
・積み重なった枝や大木、丸太の上には乗らない。
・壊れたもの(ガラスなど)飛んできた物は触らない。
・切れている電線には絶対に触らない。(スタッフに伝えること)
・スタッフが「さわらないでね」の表示をしたら触らない。
と細かいことはまだありますが、大房に入ってその場所、その時に確認していくこともしていきます。また散歩中は安全を考えヘルメットの着用になりました。
南芝生園地へ向かいます。久しぶりの散歩だね。子どもたちは虫を見つけるととても喜んでいました。
「オオキンだ!!台風でも飛ばされなかったんだね。」と子どもたち。虫たちも台風を乗り越え元気に生きています。
今日の午前中は南芝生園地周辺に落ちている枝の片づけをしました。子どもたち、集中して片づけをやっていましたね。
「片づけるぞ!!」
たくさん落ちている枝や葉っぱ。集めて緑色の袋に入れていきました。
「押し込めばまだまだ入る。」とひかりぐみKくん。
長い枝は折ってから袋に入れます。
枝や葉っぱで重くなった袋を運んでくれたひかりぐみKくん。
木登りをする周辺は子どもたちの頑張りもあり綺麗になりました。
たくさん動いたのでお腹ペコペコです。
午後からはビジターセンターのくまさん、まちゃ、ばっちゃんと一緒に片付けの続きをしました。目の前にある小枝や刈り取られた草を黙々と片付けていましたね。
久しぶりの大房での工作。竹を切って穴を開けて笛を作っていましたね。
どんぐりを使ってどんぐりころちゃん♪♪をしたほしぐみHくん。
ネコごっこ。
帰る前に子どもたちに今日の感想(片付けや遊び)を聞いてみました。「大房が綺麗になってよかった。」「草をたくさん集めた。」「(散歩中に)虫を見つけた。」「かけっこをしたのが楽しかった。」と思いはさまざまです。ほしぐみHくんは「大房が(片付けをしたから)喜んでいるんじゃない。」と話していました。
「明日も大房がいいな?。」とひかりぐみKくん。
子どもたちは大房が大好きです。
これからも大房の状況や天候、はっぴーの行事の予定をみて、その日大房で活動できるか決めていきます。