10月31日

朝のこと。トンビがバサバサっと林の中を低空飛行し、何か落としていきました。何だろう?見に行ってみると、落ち葉の上にフグが。フグはまだ濡れていたので、さっきまで海の中を泳いでいたのかもしれません。お腹にはトンビの爪痕があり、フグは息絶えていました。このフグをトンビはどうするつもりなのでしょう。お帰りの時間に、どうなっているか見てみることにして、フグはそのまま林の中にそっとしておきました。

今日の参加者は8名です。朝の集まりで、何か話したいことがある人?と聞いてみると「はい」と4人の手が上がりました。
最初の子は「木はなんではえているの?」という質問をしました。「なんでかなぁ」と子どもたちに聞いてみると、「種をまいたから」「暑く(熱く)なるから」という答え。
次の子は「どんぐりはなんでけずれるの?」「なんでかなぁ」「コンクリートで削れるよ」という答え。
次の子は「竹はなんでかたいの?」「なんでかなぁ」「鉄砲を作るから」という答え。
次の子は「舌はなんであるの?」「なんでかなぁ」「食べるため」「飴をなめるため」「味をみるためだよ」という答え。
「何で?」という問いをしっかりとお話しできる子、そしてその問いにしっかりと自分の考えを言える子。いろいろな体験をとおして、イメージや言葉が豊かに育っているなぁと感じてうれしくなりました。

今日はビジターセンター前の広場へ、ツルツルの道を通って行くことにしました。ツルツルの道の横の斜面を登った降りたりして遊びながら進みます。広場へ着いた頃にはお昼ご飯の時間になっていました。おにぎりを食べてから遊ぶことに。午後からは、おみこし、シイの実拾い、チョコレート屋さん、お風呂で遊びました。

さてさて、あのフグはどうなったのでしょうか。フグを取りに戻って来るのか。もう一匹運んでくるのかなどと考えましたが、朝の場所にそのままの姿でいました。フグは毒があるから食べないのでしょうか。
帰りの時間に読んだ絵本は「うんこ」。犬のうんこのお話しです。とっても面白いお話しでした。

明日も大房です。明日も元気に遊ぼうね。

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