03月01日

今日から3月。久しぶりにお日様が顔を出しました。朝の集まりの場所に、大きな枝を並べてベンチを作っています。今朝はそのベンチが片付いていてありません。すると子どもたちが、座れそうな枝を見つけて、ベンチを作ってくれました。大きな枝を見つけて、運び、みんなが座れるように並べました。指示された行動ではなく、子どもたちの自主的な行動です。

今日は運動園地へ行き、にじみ絵を描きます。画用紙を濡らして、絵の具をのせていきます。じわじわと広がる絵の具が不思議です。

にじみ絵が終わってから、絵の具を足の裏に塗って足がたを取りました。「冷たい?」「くすぐったい?」と言う子どもたち。その足裏は、どの子も柔らかく可愛いらしい形をしています。

午後からは、椿の花を紐に通したり、追いかけっこをして遊びました。

帰り道は、久しぶりにハッピー号を山車に見立てて、ロープを付けて引っ張りました。お祭りの掛け声が元気に響き渡ります。ロープを持つ位置や、左右のロープを持つ人数など、自分の思いを伝えあい、融通しあいながら引っ張っていました。そして道の途中にある杭。大人の予想通りに、左右のロープが杭の左右を通ります。結果ハッピー号は杭にぶつかります。すると子どもが、ロープを動かして軌道修正。そして次の杭は、ハッピー号が杭にぶつからないように、左右のロープが寄り添うように杭の横をとおり無事通過。そこには大人の言葉や指示は必要なく、ただ大人はニコニコと見ていれば良いだけでした。

子どもたちの関わりを大切にしてきたこの一年。今朝のベンチ作りや、帰り道のハッピー号を引っ張る姿を見ると、確実に成長していると感じます。全ては子どもたち自身が持っている力。残り少ない今年度、子どもたちの成長を楽しみながら活動していきたいと思います。月曜日は大房です。来週も元気に遊ぼうね。

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