にじぐみはお泊り会をしました。硬い表情で始まった歌や朝の会でしたが、時間の経過とともに気持ちが和らぎ、笑顔も増えてきました。お泊り会ではにじぐみの一年間でしたいことや行きたいところを考えました。「したいこと」たくさんありました。「いきたいところ」もいろいろありました。にじぐみになったらやりたい!と思っていたこともたくさんあがりました。1人で取り組むことは「木工制作」、5人で取り組むことは「影絵」に決まりました。他にも「ひとりで難しい折り紙を折れるようになりたい」「虫探しにいきたい」「はなばたけにいきたい」等々。5人でにじぐみの日を楽しもう!

午後は散歩に出掛けました。那古山を歩き、潮音台(展望台)でおやつを食べました。展望台から館山の海や山、街を眺めました。展望台にはテントウムシの幼虫や成虫がたくさんいました。成虫の中には背中が黄色いものや黄色にうっすら模様が見えているものもいました。黄色いテントウムシをみるといいことがあるという話になり「やっぱり!だからお泊りしたり、お山登ったり、にじぐみいいことばっかりだね!」と嬉しそうでした。

散歩から戻ってひと休みしたら、夕飯の準備に取りかかりました。お米をといだり、サラダの準備をしたり、野菜やお肉を炒めてカレーを作ったりしました。「お腹すいたよ~」ご飯が炊けるのを待ちきれない子どもたちでした。



「いただきまーす!!」

今夜のお楽しみは、パジャマパーティー。ババ抜きやおばけカルタで盛り上がりました。


「おやすみなさい」

2日目の朝がやってきました。みんなぐっすり眠れたようです。布団をたたんだり、着替えたり、自分たちでさささーっと済ませていましたね。朝ごはんの準備は、お味噌汁に入れる野菜を切ったり、目玉焼きを焼いたりしました。タマゴを割るのもなかなかの腕前でしたよ。


みんなで話をする時間やご飯の準備の合間には、折り紙や作り物に夢中になるにじぐみさんの姿がありました。帰りの荷物は作ったものでいっぱいになりましたね。お泊り会を終えた子どもたちの表情はとても明るく、これからが楽しみになるようなにじもくスタートの日になったようです。

保護者のみなさまには、ご飯の食材や美味しいおやつの差し入れを用意していただきありがとうございました。あたたかいサポートが子どもたちの励みになり、ドキドキのお泊り会を楽しみに迎えることができました。