今日は美波養蜂の角田さんと一緒にミツロウキャンドル作りをしました。
ミツバチのことをたくさん聞かせてくれました。「蜂の巣を見たことがありますか?」と聞かれて、子どもたちは「知ってる」「見たことある」「穴ぼこあいてる」「丸い」などと答えていました。子どもたちの知っている蜂の巣とミツバチの巣はおなじかな?

これがミツバチの巣です!子どもたちはミツバチの巣を触ったり、匂いを嗅いだり、どうやってこの形を作るのかなとじっくり見ていました。ミツバチの巣は自然の中では見られないことが多いそうです。


養蜂の様子。一つの巣板にひとつの家族が暮らしています。ほしぐみに出来ること、ひかりぐみに出来ること、にじぐみに出来ることがそれぞれあるように、ミツバチにもそれぞれの役割があって暮らしているそうです。「女王バチが(巣を)作るの?」と聞くと、巣を作るのはロウを出す若い働きバチだと教えてもらいました。

ミツロウはミツバチが巣を作る時に体から出したロウから出来ています。角田さんはものが溶ける温度のことをたくさん考えて、透き通ったきれいなミツロウになる温度を発見したそうです。ミツロウの匂いを嗅いだひかりぐみさんは「さわやかー」と表現していました。

溶かしたミツロウを型に流すとすぐに固まり始めました。その様子を見たり、触ったり。触ると硬い所やまだ柔らかい所があることにも気が付きました。この型はキャンドルの装飾に使いました。


ミツロウキャンドルを作りましょう。ミツロウのシートをクルクルクルクル巻いていきました。お菓子作りの型(星、ハート、魚など)を使って型抜きしたものをクルクル巻いたキャンドルに付けたら完成です。どの子も丁寧に集中して丸めたり型を付けたりしていました。出来上がったキャンドルをみて「キラキラしてる!」とお話してくれた子もいました。






「みつばちマーヤ」の絵本を読みました。自然の中で生きるミツバチと生き物たちのお話に子どもたちは夢中になっていました。

最後に「巣蜜」をいただきました。甘い香りと甘い味わいに口の中は大喜び。子どもたちはほっぺが落ちそうになっていました。ミツバチは子どもたちの活動の場でもよく見かける身近な生き物です。身近な生き物の暮らしや生態を知ることは、同じ地球で生きる命の存在に気付くきっかけになるかもしれません。角田さん、今日は貴重な体験をありがとうございました。ミツロウキャンドルは12月のおたのしみ会で火を灯します。



