にじぐみは平久里の森林で間伐体験をしました。
ヘルメット、長靴、軍手、準備万端!森を元気にするお手伝い、がんばるぞー!

はじめに、森を守る神様にごあいさつをしました。
これから木を伐らせていただくことをお伝えして、みんなが安全に体験できるようお願いしました。

木工制作に続き、今回の間伐体験でもみこさんとくまさんにご協力いただきました。
まずは伐採する木を選び、倒す方向を決めたらロープをかけていきます。
子どもたちは、「どっちに倒れるの?」「どうしてロープをつけるの?」と興味津々。
安全に進めるための方法や一つひとつの工程を丁寧に教えていただきました。

木の切り方を教えてもらい、いよいよスタートです。
子どもたちは一人ずつ順番に木を伐っていきました。伐る順番は子どもたちが相談して決めました。
少し緊張しながらも、ノコギリを力強く動かし、真剣な表情で取り組んでいました。
木を伐る友だちの様子を静かに見守ったり、大きな声で応援する姿も見られました。




ロープを引っ張り、みんなの力を合わせました。木が倒れる音がすごかった!と子どもたち。

伐採した木は枝葉を落として短く切り森の端に運びました。力仕事も頑張りました!





大仕事を終えた子どもたち。体も心も緩む時間。

森へごあいさつ。ありがとうございました。
生きている木を伐るということは、木の命をいただくことでもあります。
いただいた命は、形を変えながら、私たちの暮らしの中で役立つものへと生まれ変わっていきます。
自然への感謝の気持ちを感じられる、貴重な体験となりました。

昼食は、吉井農村公園(吉井の大井戸)に移動しました。お腹ペコペコ!いただきます!
午後は公園内で過ごし、にじもくの2学期の振り返りや3学期のお話をしました。

子どもたちが手にしているのは、木を伐るときにV字に切った部分の小さな木片です。
にじぐみの子どもたちは、この木片を「すいかぱんつ」と呼んで、毎年大事に持ち帰ります。
間伐体験の楽しい思い出のひとつになっているようです。



